失意のネコ太郎に父の言葉は通じるのか? 次回に続く   



ツムジくんのお腹の事色々ご心配頂き有難うございます。
実はツムジくんには他に目にも異常が有りました。
下痢が続き目の瞬膜が出て「疲れからかな」と思っていたら、瞬膜の内側が少し腫れてきました。

獣医さんに抗生剤の目薬をもらい「1週間様子を見ましょう」という事でしばらく様子を見ていましたが目の腫れはひかず、ますますひどくなりました。

1週間後「腫瘍に間違いない」という事で緊急に瞬膜除去手術をしてその切除した検体を病理検査に出す事となりました。

その間症状から自分なりに色々と調べましたがあまり良い記事は見当たりませんでした。

又1週間後に「検査結果が分かりました」と先生から電話が有りました。

僕の予想通りの結果でした。

「悪性リンパ腫」でした。先生も目に腫瘍が出来るのは珍しく、見た事が無いくらいまれなケースだそうです。

「なんで、よりによってツムジくんに‥」という思いは有りますが、嘆いても仕方ありません。

ツムジくんは血液検査で高齢という事もあり、腎臓の数値が良くなかったので治療が難しいケースだと先生も悩んでいました。

色々と先生と治療方針を打ち合わせる中で「苦しまず余生を送らせたい」という事で当面は「ステロイド剤の飲み薬と腎臓の負担を和らげるお薬」を2週間投与する事にしました。

腎臓の数値が高いのがネックで積極的な抗がん剤による治療は出来ませんが今は普段と変わらず食欲も旺盛で元気にやっているのでご心配はいりません。

幾度も幾度も沢山のネコちゃんの最後を看取ってきましたが、やはり願う事は「苦しまず、眠るように旅立って欲しい」その一つです。

「悪性リンパ腫」は、全身に転移する厄介な癌で外科的な手術ができず、いわゆる抗がん剤などで行う化学療法と放射線療法が主な治療法ですが、完治は難しい「不治の病」と言われます。

今後はツムジくんが安らかに天国に逝けるように先生と相談しながら治療を進めていきたいと思っています。

目の手術後、ゆっくり寝ているツムジくん。




色々な願いを込めてこの曲をツムジくんに贈ります。




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