アマグリ村長は新しいネコちゃんが我が家にやってきてもイジメたりせず、温かく受け入れてくれました。




アマグリ村長は何時も自分を一番弱く見せ、他のネコちゃんがのびのび暮らせるようにしていました。でも実際は凄く強くて、暴れん坊のプリッツエル王子も本気の喧嘩ではかないません。




アマグリ村長はシリアスな役から、この様なコミカルな役まで幅広くこなせる大御所でした。




時にはアマグリ村長の助言が大変な事になる事も有りました。






厳しい表情のアマグリ村長に反して、行動が伴わない時も有り、わりと自分には甘い一面も有りました。

 




アマグリ村長のいる所には、何時もネコちゃん達が集まりました。




でも今は誰もいません。




みんなそれぞれ好きな所で寝ています。寂しがり屋のツムジくんは僕達の匂いがする服の上。




プリッツエル王子は押し入れの中。




別の部屋の押し入れにはみよ子お嬢さん。




みよ子お嬢さんは今はこの押し入れのお部屋を使わず1階の納屋に避難生活。
その訳は‥4月19日に大立ち回りの末に避妊手術に連れて行かれたため「この人達、私に痛い事をした悪い人達だわ」っと言う誤解が解けず、さらに「家庭内野良猫」状態が悪化してしまい、僕達が近づくと「クワーッ」と敵意むき出しの為近寄れず。
「時間が解決するさ」という事で好きなようにそっとしています。


アマグリ村長の尊厳
亡くなる直前までよろめく足取りで自分でトイレに行き、時にはそのまま立ち上がれずにトイレにうずくまっていたアマグリ村長のその姿に感動と尊厳さえ感じ胸を打たれるものが有りました。

亡くなる前日まで、まだまだ歩けるんだと自分の体重に負けて広がる手足を必死に踏ん張り歩こうとする気丈なアマグリ村長の様子を思い出すと、今でも涙がこみ上げてきます。
 
失って初めて分かる、アマグリ村長の偉大な存在をあらためて感じる日々です。


桜咲く4月に天国に旅立ったアマグリ村長の為に選んだ曲です。