アマグリ村長闘病記 [ペット]
皆様、アマグリ村長に温かいコメントを沢山頂き有難うございます。
今回はアマグリ村長の闘病の様子を少し書いておきます。何かのお役に立ちましたら幸いです。
座っている様子はまさに航空母艦の様でした。
2015・8・12撮影
発病の約3か月前、まだポッチャリしています。
2015・10・7撮影
この頃から「少し痩せてきたなー」と思い始めましたが、14歳という年齢のせいかな?と思ったりしていました。
2015・10・17撮影
痩せてきたのは認識していましたが「高齢なので医者で色々検査されるのが可愛そう」と病院へ行くのを決めかねていました。
2015・10・25撮影
痩せ方があまりにも異常なのでみよ子お嬢さんの虫下しで病院行ったのを契機にアマグリ村長を初めて病院へ連れて行きました。10月31日の事です。
結果は、血糖値の正常値が(71~148mg/dl)に対し、アマグリ村長は(800以上)でした。その他に総コレステロールも正常値の2倍、中性脂肪が正常値の5倍以上、かなり重症でした。
この日からアマグリ村長の糖尿病との闘いが始まりました。
2015・11・9
食欲も旺盛でインシュリン治療の効果が出てきたのか、少しふっくらしてきた様でした。僕達も一安心した頃でした。
2015・11・26撮影
この頃は2週間に一度の通院で済んでいました。
2015・12・17撮影
食欲も元気も有りましたが、ただ一つ体重の減少が止まらないのが気がかりでした。
病院の先生も体重が増えない事を心配していました。
血糖値が高めに推移している事が体重の増加を妨げているという事で少しインシュリンの量を増やすことにしました。
2016・1・22撮影
又しばらく安定期が続きました。
2016・3・7撮影
この頃はインシュリンの量も少し少なくなりました。
体重の減少は止まりません。初めて病院に行った頃は痩せたと言っても体重は4キロ位ありましたが2.2キロに減ってしまいました。
2016・3・12撮影
とても食欲が有りましたが、今日好んで食べていた物が明日は見向きもしないと、好き嫌いがひどくなってきました。
2016・3・28撮影
この頃から鼻水が止まらなくなってきました。
2016・4・2撮影
3月31日の朝、突然アマグリ村長の意識が無くなりました。急いで病院に行くと血糖値が11で危険な領域の低血糖でした。すぐに半日入院となり2時間おきの血液検査と静脈からの点滴処置が施され、迎えに行くと立ち上がれる程元気になっていました。その後3日間半日入院をしました。
大人しいアマグリ村長が病院で唯一嫌がる事は「足の静脈から注射器で血液検査用の血液を採られる事です」 それが半日入院の場合、1日4回もされていると思うと可哀想で仕方がありません。
2016・4・8撮影
アマグリ村長はamaguriさんが教える英語を習いに来る子供達が大好きです。でももうこの急な階段を下りて教室の机の上に寝そべったり、生徒さんのコップにいきなり手を突っ込んで水を飲み授業の邪魔をする事も出来ません。
2016・4・8撮影
今はこうして自分の身体を支える事が精一杯なのです。
こうして下を見る様子は、とても寂しそうです。
この頃から鼻から鼻血を出すようになってきました。その鼻血は口に入り固まるので、口を開け固まった血を拭う事が多くなってきました。
2016・4・9撮影
この頃には毎日の様に血糖値が1000以上になったり意識を失うほど低血糖になったりを繰り返すようになっていましたが、この日はインシュリンも打たなくても良いほど安定した1日でとても体調が良いのか、楽しい夢を見ているようで、口元が微笑んでいました。
2016・4・15(11時51分)撮影
朝から身体が硬直し瞳孔も開いていましたが、浅く呼吸をしていました。アマグリ村長の好きなベランダで爽やかな風が吹いていたので椅子に寝かせました。
少し水を与えamaguriさんが抱きかかえると開いた瞳孔が一瞬正常に戻り僕達2人を見たように思えました。僕は少し安心して階下に降りました。
再びアマグリ村長のところへ戻るとamaguriさんが「村君‥息もしていなくて、死んでるみたい」と言いました。僕は村長の胸に耳を当て心臓の音を聞きましたが聞こえません。口から息を吹き込んでも反応が有りません。
12時30分の事です。
とても穏やかな顔をして眠るように天国に行きました。
その日の夕方に来る生徒さんのお母さんがアマグリ村長の死を知りお花を持ってきてくれました。そのお母さんはアマグリ村長が段々と痩せて行くのを随分と心配してくれていました。
アマグリ村長が危篤の時、病院に連れて行って治療をしてもらおうと思ったりしましたが、又血液検査や点滴で辛い目にあわすのは止めて、このまま静かに逝かせてあげようと僕達は思いました。
治療によって何度か死の淵から這い上がってきましたが、同じサイクルが繰り返されるだけで村長にとってそれが本当に良い事なのか、段々判らなくなってきました。
村長に天寿が有るのなら、それはこの日だったと、そう思うようにしています。
14年6カ月の生涯‥やはり短すぎます。
ふと思い出す村長の事、振り返ればそこにいるようで
嗚呼‥とても胸が痛いです。
Photoshop2015
どこから来たのか?
アマグリ村長が演じた作品の中で一番のお気に入りです。
病と闘いましたね。
今頃、虹の橋では元気になって走り回っているでしょう。
またヒーローとしてイラスト上に村長が出てくることを楽しみにしております。
看病、お疲れ様でした。
by green_blue_sky (2016-04-18 20:24)
アマグリ村長、頑張りましたね。
by JUNJUN (2016-04-18 21:08)
発病から半年のお写真を順に見ていると、昨年9月に逝ったみうめの最後三ヶ月間の姿とダブります。村長の10.17から4.2までの半年をみうめは二ヶ月で駆け抜けたんだなあと。あの頃を思い出してしまいました。
今は村長のことを存分に悼まれんことを。
(4.8の立ち姿、アメメの踏ん張りを思わせます。添えられた文章に泣けました)
by ojioji (2016-04-18 21:12)
病に敢然と立ち向かったアマグリ村長、さすがです。。。
微笑みながら虹の橋を渡った村長は、いつまでも皆のヒーローです。
by ニッキー (2016-04-18 21:53)
アマグリ村長よく頑張ったね。合掌。
みんなに愛をくれました。
by シルフ (2016-04-18 23:09)
村長、本当に良く頑張りましたね(*´ω`)
きっと一刻でも長く、jyoji-sanさんとamaguriさんと一緒にいたいという気持ちだったんでしょうね。
今頃は虹の橋のたもとで、お二人に感謝しながら元気に走り回っていることでしょう( *´艸`)
本当にお疲れ様でした!
by ひでぷに (2016-04-19 00:36)
4・9 写真の微笑んだ口元が切ないです。でも皆に囲まれて愛されて召されたのだから…幸せだったんでしょうね、きっと。
ツムジくん、どうしているのかな?
by 扶侶夢 (2016-04-19 00:44)
悲しいですね、悲しすぎます。
何年何十年楽しい時期を一緒に過ごしたところで一瞬の別れを越えることはできません。
村長最後までご飯食べれて苦しまずにいかれたことがせめてもの救いですね。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
by mitsuya (2016-04-19 11:53)
半年の闘病、とても苦しかった事でしょう、最後までよく頑張ったのですね。
机に寝そべったりコップに手を突っ込まれたとき子どもさんたちは
とても楽しかっただろうな、、って思ってしまいました。
アマグリ村長、すてきなヒーロー姿をありがとう!!
by ちぃ (2016-04-19 13:09)
みんなにいっぱい愛された村長、長い闘病お疲れ様でした。
微笑みを浮かべながらの旅立ち、幸せな猫生だったことを物語るようで切ないです。
ブレードランニャー、アマグリ村長の苦悩や悲哀を内に秘めたこの表情、忘れることはありません。
by ゆきち (2016-04-19 13:38)
ちょっとご無沙汰している間に、
アマグリ村長くんが大変な事に...
amaguriさんはじめ家族に見守られての
新しい場所への旅立ちだったと思います。
アマグリ村長、いっぱいありがとう。
by ミラノ (2016-04-19 15:57)
改めてアマグリ村長のご冥福をお祈りいたします。
amaguriさんの楽しいイラストでの復活を楽しみにしています。
by アーレム (2016-04-20 00:08)