カナダ、ロッキー山脈のクマ騒動(その5)
クマのプーさんとは言うけれど、そもそも、そのプーさんをイギリスに持っていった軍人はここカナダのマニトバ州ウイニペグの人であったと言われる。プーさんの正式名は「ウイニー・ザ・プー」と言うそうだ。
ま、そんな余談は別として、カナダの知識はほとんど無く日本からノーテンキ状態で来た私。紅葉がきれいで赤毛のアンの国、冬は雪が降ってオーロラが見れて‥‥うん?雪が降るって事は日本でもクマの被害に遭った人の事が連日TVを賑わしていたではないか。緯度的にいうとカナダは日本の東北や北海道辺りと同じ場所に位置するはず。クマが居るのは常識中の常識だ。
それに気付いた私達はジーとウンコに目を凝らして見た。棒で突っつくと中は繊維質のすごいの、しかも今やったばかりと思われる臭いのキツーイのが他に2~3個もある。辺りはシーンと静まりかえっている。
もう嫌だ、湖なんてどうでもいい、早くここを抜け出したい。全速力でこの森を走り抜けたい。でもクマはどんなオリンピック選手よりも速く走れ、どんな格闘家よりも強いだろう。
ましてや50過ぎのオバチャン二人では相手にもならない。「どうしょう‥‥」
私達はその場に不安でジッと立ちすくんでしまった。
ウサギやリスならともかく、大きな熊に出会ったら、誰でも生きた心地がしないでしょう。
日本では殆ど野生の動物に出会う機会がありませんが、私の住んでいるシカゴの郊外でも沢山の動物を見かけます。
アパートの周りの植え込みの中にウサギが住んでいます。
リスはどこにでも居ます。
昨日ゴルフをしていると、中型の動物がゆっくりコースを横切っていきました。近づいてみると大きな食いつき亀でした。
今日はホームコースのグリーンで練習していると鴨が、5羽の子供を連れて真ん中を横切っていきました。
とても可愛かったです。
by bunkataisi (2007-05-25 13:22)